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金歯ってどんなもの?
2020年1月18日
金歯の特徴は何と言ってもその柔らかさにあります。歯のかぶせ物として、使っていけばいくほどなじんでいくという人もいるぐらいです。もちろん金属なのである程度の硬さはありますが、加工がしやすく、歯の形を細部まで再現することができます。
歯との密着性がとても良く、虫歯の再発予防にはかぶせ物の中で言えば最も良いと言えます。
逆に銀歯は金歯に比べて密着性が悪く、歯と銀歯のすき間から虫歯菌が侵食して虫歯が再発する『二次う蝕』の原因にもなります。
金歯は昔から対アレルギー用の詰め物、かぶせ物として使われてきました。銀歯でアレルギーが出るという人でも、金歯だと出ない人もたくさんいます。
金属アレルギーの人が知らずに銀歯を使うと、口の中がヒリヒリしたり、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)といって手のひらや足の裏に発疹が現れたりします。
金は金属として安定しているため、金属の溶出などがほとんどありません。一方、銀歯の銀イオンは溶出しやすく、口の中という特異な環境の中では安定性に欠けます。古くなると金属特有の味がすることもあります。
銀歯は金歯に比べて劣化が早いので、長い目で見るとあまり良い材質とは言えないでしょう。