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実は歯の色は人それぞれ!
2020年3月29日
歯の色は見た目の印象を大きく左右します!
最近、歯の美しさを求める人が増え、ホワイトニングなど歯を白くする施術への需要が高まってきています。
歯の色は人によって違いますが、なぜなのでしょうか?
≪歯の色に個人差がある理由≫
歯の色には個人差があります。これは歯の質の違いによるものなのです!
歯は、最も外側(表面)がエナメル質、その下に象牙質があり、象牙質の中に歯髄(神経)があります。白色のエナメル質は半透明であり、象牙質は黄色っぽい色をしています。歯が真っ白でなく黄色みを帯びているのは、象牙質の色が透けているためです。
エナメル質の色・透明度・厚さや、象牙質の色は歯によって異なります。これらの組み合わせによって歯の色が決まりますので、歯の色は人それぞれ異なってきます。
歯髄(神経)が死んでしまうと、歯が黒っぽく(暗く)なってしまいます。大きなむし歯や歯の打撲により歯髄が死んでしまうと、歯は徐々に変色してきます。むし歯の治療で神経を取った場合にも、同様に歯の変色が生じます。
神経のない歯を失活歯(しっかつし)と呼びますが、失活歯ではホワイトニングの効果が出にくい場合があります。効果が十分でない場合は、セラミックまたはプラスチックのクラウンを被せることにより白くすることができます。
飲食物に含まれる成分が歯の表面に付着し、歯が黄ばんでしまうことがあります。赤ワインやコーヒー、お茶などの食品に含まれる色素は、歯の表面に付着して着色の原因となります。
着色による歯の変色は、歯のクリーニングにより除去し、歯を元の白さに戻すことが可能です(歯の内側から変色している場合には、クリーニングでは白くできません)。
タバコに含まれている成分によって、歯が黄ばんでしまいます。クリーニングによって除去することはできますが、喫煙は歯肉の黒ずみや歯周病リスクの増加など、口の中の健康にも悪影響を及ぼすため、禁煙することが望ましいでしょう!
武蔵小金井アクウェル歯科 ☎042‐316‐4118